こんにちは!美容コンサルタント 美上梨花です。

 

あなたは自分の肌がどのような構造になっているのかご存知ですか?

 

毎日スキンケアしていても、肌の仕組みを知らない人は意外と多いのですが、肌の中がどうなっていてどんな働きをしているのが、その基礎情報を知っておくことはとても重要なことです。

 

 

なぜなら、肌の構造やその機能を知っていれば、化粧品が肌のどの部分で効いているのがわかるからです。

 

また、思い込みで行っているお手入れがどんな影響を及ぼしているかも見えてきます。

 

例えば、この説明。

肌表面の角層には角層組織が並んでいて、その隙間を「細胞間脂質」という物質が埋めていますが、年齢を重ねて肌のターンオーバーの速度が遅くなると、この細胞間脂質の量も減少していきます。

すると、肌はスカスカになって水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌を引き起こします。

肌の構造を詳しく理解していなくても、この説明でなんとなく肌が乾燥する原因はわかると思いますが、

 

具体的に

角層ってどの場所?
角質組織ってどんな感じで並んでいるのか
ターンオーバーの速度はどのくらいが最適なの?
細胞間脂質ってどんな成分で肌でどんな働きをしてるの?

ということはわからず、ただ肌が乾燥することがぼや~っとわかっただけになってしまいます。

 

逆に、肌構造を理解していれば、今この部分に問題が起きているとわかり、自分の肌に合った化粧品選びもできるようになります。

 

このれらのことから、肌のために先ずはわたしたちの肌の構造を知ることが大切です。

肌の仕組み

わたしたちの肌はただの一枚の皮で出来ているわけではなく、表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれていて、それぞれの重要な役割を果たしています。

表皮、真皮、皮下組織、3つの組織のそれぞれの役割を見ていきましょう。

表 皮

肌の一番上(表面)にあるのが表皮。唯一手で触れることのできる部分です。

表皮の厚さは0.2mm程度で、この薄い層の中に上から順に角層(角質層)、顆粒層、有棘層、基底層の4つで構成されています。

 

角層は保水、バリア機能の役割をている場所で、角層より下の層(顆粒層、有棘層、基底層)は、新しい肌を生産している場所で、細胞分裂を繰り返し約2週間かけて上へあがっていき、角質に姿を変え2週間程度ここに留まり、最終的に垢となって剥がれおちます。

角層

ラップフィルムと同じくらいのわずか0.02mmほどの薄い膜です。

 

顔の場合は約20層の細胞がレンガのように積み重なって角層を作り上げています。

角質内には肌細胞を潤いを保つための重要な3つの因子、「皮脂」、「角質細胞間脂質」、「天然保湿因子」が存在していて、外部刺激から肌内に侵入してこないよう防御したり、内部の水分が外へ蒸発しないように守ったりと、保水機能、防御機能、保護作用の働きをしています。

 

3つの因子のそれぞれの役割は、

 

皮脂は皮脂腺から分泌される脂で、汗と混じりあって皮膚表面で皮脂膜をつくり、水分の蒸散を防いでいます。

 

角質細胞間脂質(セラミドなど)は、積み重なった細胞のすき間をセメントのように埋め尽くし、細胞同士のすき間を作らないように密着させています。成分の80%がセラミドで、私たちの肌の保湿に大きな役割をしています。

 

天然保湿因子(NMF)は、角質細胞内に存在するアミノ酸や尿素などで、角質間の水分の15%~20%を保持しています。

顆粒層

角層のすぐ下にある層。

 

すぐ下にある有棘層から上がってきた細胞が押しつぶされてたような扁平な形をした細胞が、2~3層に重なっていて、この細胞を顆粒細胞といいます。

顆粒層ではケラトヒアリン顆粒を細胞内で作り出し、これがターンオーバーで角層に移動したたき、天然保湿因子(NMF)となって肌のみずみずしさを保つために働いてくれます

 

 

また顆粒層にはラメラ顆粒という顆粒も存在し、こちらはターンオーバーで角層に近づくと脂質を放出し、角質細胞間脂質(セラミドなど)となります。

 

 

このように、顆粒層は肌の保湿のカギとなるNMFや細胞間脂質の生成準備をしてれる層なのです。

 

有棘層

細胞分裂で基底層から上がってきた有棘細胞の層で、10層ほどの細胞で構成されています。

有棘層はその名の通り、細胞同士が棘状になって細胞と細胞が棘で密接しています。将来角層や顆粒層を構成するケラチンというたんぱく質を作りながら成長していきます。

 

また、細胞と細胞の間にリンパ管が流れていて、細胞への酸素や栄養を受け取る役割もしています。

 

有棘層の最大の特徴は、肌の免疫機能であるランゲルハンス細胞が存在しているということです。

 

基底層

基底層は表皮の最下層にあり、下にある真皮とは波形なりに接しています。縦長の細胞が一層に並んでいて、真皮から栄養を吸収して細胞分裂を行い、新しい角化細胞を生み出しています。

また、基底層には10分の1の割合でメラノサイトが点在しています。紫外線に当たるとメラニン色素を形成し、紫外線から肌細胞を守る働きをしています。

ここで作られたメラニン色素は、通常ターンオーバー角層に上がっていき、最終的にアカとなって排出されていきます。(上手く排出することが出来ずに肌上に残ってしまったのがシミです)

 

私たちの肌がみずみずしく、しい状態でいるカギは、この基底層で真皮から十分な栄養が送られ、次々を新しい細胞が生まれ、正常にターンオーバーが行われることにあります。

真皮

真皮は表皮の最下層である基底層に繋がっていて、厚さは表皮の10倍で約2mm。ここは肌の本体となる場所で土台のようなもの。

表皮と真皮が接している部分は波形になっていて、この部分を乳頭層といいます。

乳頭には真皮側から毛細血管やリンパ管、神経などが複雑に絡み合っていて、ここから表皮の基底細胞に栄養を送ったりしています。

真皮には、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの3つの成分が存在します。

コラーゲンは、真皮の約70%を占め、編み目状にネットを張りめぐらせて、肌に弾力やハリ、しなやかさを与えています

 

エラスチンは、タンパク質の弾力繊維。コラーゲンの継ぎ目のところどころにあり、コラーゲン繊維を結合させるようにコラーゲンを支えています。エラスチンは真皮の約5%を占め、肌に弾力としなやかさを与えています。

 

コラーゲンとエラスチンの骨組みの間を埋めているゼリー状の物質で基質と言われており、これがヒアルロン酸です。弾力があり、真皮の構造を安定させる役割をしています。

 

シワ、たるみの原因は、真皮に存在するコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの変形、劣化、減少によって起こるのです。

 

真皮を構成する3つの成分、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生産しているのが線維芽細胞(せんいがさいぼう)です。

 

線維芽細胞は真皮のところどころに存在し、自らも細胞分裂し新しい線維芽細胞を生み出します。

 

この線維芽細胞が十分な機能し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を順調に生産していれば、美しい肌を保てることになります

 

線維芽細胞が活発に機能するためには、血液からの栄養補給が必要です。

皮下組織

皮下組織は真皮の下にあり、肌の3層構造のうちもっとも深い部分に存在する組織。

皮膚と筋肉、骨などの組織をつなぎ合わせている部分。

 

肌の弾力やハリ、潤いなどには関係していない部分ですが、皮下組織には血管やリンパ管が通っており、表皮と真皮へ栄養を届けたり、老廃物を排出したりしていますので、皮下組織の血管やリンパ管の流れを良いと肌も綺麗になります。

 

皮下組織は大部分が脂肪を含んだ皮下脂肪で、外部からの強い衝撃を筋肉や骨に触接伝らならないようにクッションのような役割をしています。

~まとめ~

いかかでしたか?

わたしたちの肌組織には独自の生理機能があることがおわかりいただけたかと思います。

ぜひ今日から、肌の内側で日々行われていることを思い、自分の肌を慈しみながら日々のスキンケアをされてみて下さい。

きっと、肌への接し方が変わってくると思いますよ^^

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