こんにちは、美容コンサルタント美上です。

 

今日はお肌のバリア機能についてお話したいと思います。

 

「肌のバリア機能」という言葉を聞いたことのある方も多いと思いますが、すぐに説明できる方は意外と少ないかもしれません。

 

ここでは、お肌の潤いを守るために不可欠な「バリア機能」の基本についてご説明したいと思います。

 

バリア機能とは…

お肌は外気と体が接している部分で、一番の大きな役割が「バリア機能」です。

 

バリア機能とは、外部からの様々な刺激から肌を守り、お肌の水分が逃げないようにするチカラのことを指します。

 

バリア機能が正常なお肌では、潤いを保つための皮脂膜・天然保湿因子(NMF)・角質細胞間脂質(セラミド)と呼ばれる保湿因子がバランスよく働き、水分の保持・蒸発防止に貢献しています。

このバリア機能の役割をしているのがお肌の表面(もっとも外側にある部分)の表皮です。
表皮がとっても薄く、約0.2mm。

 

表皮のなかで一番上にあるのが角層で、わずが0.02mmほどの薄さです。

 

バリア機能が乱れてしまうと無防備な状態になるため、紫外線など外部から受ける刺激に弱くなり、水分が失われて乾燥肌・敏感肌に直結することも。

お肌の潤いがなくなるとターンオーバーも阻害されるため、最終的には肌のくすみ・シミなどあらゆる肌トラブルを引き起こす原因になってしまうのです。

 

様々な肌トラブルの根底に「バリア機能の低下」という要因があることも少なくないため、バリア機能を高める意識を持つことは美肌づくりの基本といえるでしょう。

 

「シミ対策」のように目的を絞って重点的にケアするのも良いのですが、まずはベースとなるお肌のチカラを上げていくことが大切になります。

バリア機能を低下させる原因

バリア機能が失われる原因は多岐に渡りますが、「内的な要因」と「外的な要因」に大別することができますが、それぞれどのようなものが含まれるのか見ていきましょう。

 

内的な要因
・加齢
・不規則な生活習慣
・ストレス
・保湿不足 など

 

外的な要因
・紫外線
・空気の乾燥
・肌への摩擦 など

 

バリア機能低下の要因としては、やはり加齢による影響も無視できません。

 

20代、30代、40代…と年齢を重ねるにつれて、お肌の水分量は減少することが一般的であり、それにともないバリア機能も低下していきます。

 

ただ、それに拍車をかけてしまうのが普段の生活習慣です。

保湿不足やストレスなどでもお肌のチカラは衰えますし、紫外線や乾燥などの環境から受けるダメージも計り知れません。

 

外側・内側からバリア機能を高めよう

バリア機能が低下して乾燥しやすくなったお肌を回復させるために、いくつか試みていただきたいことがあります。

 

基本的な事項も含まれていますが、初心にかえって実践してみてくださいね。

 

 

Point1:基本に忠実なスキンケアを!

お肌のバリア機能を回復させるためには、基本に忠実なスキンケアを継続することが欠かせません。

 

化粧水で水分と保湿成分を浸透させ、乳液に含まれる油分でフタをしていきます。

 

お肌の乾燥が強い方・冬場の乾燥が気になる方は、夜だけでもクリームをプラスしてあげることで油分の薄い膜を作り、水分の蒸発を防止できるでしょう。

 

 

Point2:保湿成分が含まれる化粧品を選ぶ力!

普段お使いのスキンケア用品をより保湿力の高いものに変えてみるというのも効果的。

 

保湿力があるとされるセラミド・ヒアルロン酸などを含む化粧品を使うことでバリア機能の回復をサポートしてくれるでしょう。

 

また、バリア機能が低下した方ではお肌が弱っているため、低刺激設計の製品がおすすめです。

 

 

Point3:紫外線・乾燥対策はマスト!

「光老化」という言葉もあるほど紫外線によるダメージは大きく、肌老化の約80%は紫外線によるものと言われています。

 

紫外線を30分前後浴びただけでも肌の水分量は減少するため、日焼け止め・帽子などを使った対策はマストです。

 

紫外線は一年中降り注ぐので、冬場であっても油断はできません。

 

また、空気中の湿度が低い状態では、お肌の水分が奪われやすくなってしまいます。

 

お肌のためには60%前後の湿度が理想的とされているので、湿度が低いときは加湿器を使って対応してみましょう。